初心者でもおいしく飲むためのワイン術 その2

皆さまこんにちわ。髙月ワインです。

前回に引き続き「初心者でもおいしく飲むためのワイン術」をお話いたします。
おさらいになりますが

ワインを飲むのに気を使わない方がたのしい

といいました。
ワインは奥が深く楽しめば楽しむほどワインが難しくなります。

ただ、皆さまが望まれるのは「美味しくたのしく飲むこと」は難しいことを覚える必要がありません。
そのため「やってはイケないこと」ができればいいのです。

① むやみにワインの瓶をふらない
② 抜栓してすぐに飲まない
③ ワイングラスに注いだらむやみに酸化させない
④ 葡萄の果肉の味のイメージをしない
⑤ 安いワインを買わない

抜栓してすぐに飲まない

大概のワインには、酸化防止用として亜硫酸塩が微量含まれております。
オーガニック(有機栽培)といわれるワインにも亜硫酸塩は一定量以下が含まれております。
この亜硫酸塩は瓶詰後半年ほどで分解されほとんどが無くなってしまうと言われてます。

とはいえ、抜栓前のワインボトル上部には必ず空間があり、その空間にワインを不味くさせるガスが溜まっております。
ここではそのガスの何たるかは説明しませんが、亜硫酸塩の分解やワイン自体から揮発するガスなどを含み悪臭になります。
そのガスを吸えば不快感となることは想像できると思いますが、ガスをグラスに注げば折角のワインを不味くしてしまいます。

そのために抜栓後は、そのままの状態で10~30分置いてガスを抜くをオススメします。
そのままは常温のことで、置く目安は冷やした白ワインは7度前後になる10分程度、赤ワインは16度前後を目安に20~30分置きます。

抜栓してすぐに飲まないとは、抜栓したワインをそのまま置く事により悪臭となるガスをボトルから飛ばしてしまえです。
初心者の方でも簡単にできることです。

美味しく飲もうとするワインをわざわざ不味くする!必要はないですよね。

<次回は「ワイングラスに注いだらむやみに酸化させない」です>