初心者でもおいしく飲むためのワイン術 その3

ワインの記事

皆さまこんにちわ。髙月ワインです。

前回に引き続き「初心者でもおいしく飲むためのワイン術」をお話します。
今回までに2つのやってはイケないことを話してきました。
そのどちらもワインをわざわざ不味くする必要がないということです。

ワインを開く

というワインの用語があります。これは美味しく感じる飲み頃を表現することばです。

ワインは温度と酸化により味わいと香りが引き立つタイミングがあり、ワインをたのしむ一つとなっております。
ワインが開くとどんな感じかというと花のつぼみは特に香りはありませんが、花が咲いた瞬間一気に香が漂います。
そのようなタイミングが香・味わいがあります。

では「やってはイケないこと」を引き続きお話いたします。
おさらいです。

① むやみにワインの瓶をふらない
② 抜栓してすぐに飲まない
③ ワイングラスに注いだらむやみに酸化させない
④ 葡萄の果肉の味のイメージをしない
⑤ 安いワインを買わない

ワイングラスに注いだらむやみに酸化させない

ワインはボトルに詰めた時から酸化が始まります。
このボトルに入った酸化過程をワインに呼吸をさせるとか・瓶の中で熟成させるとか・ワインの飲み頃まで寝かすとか
いろんな言い方があり、どれも酸化が重要に関係します。

ところで、ワインの栓に使われるものといえばコルクが代表的です。
コルクには無数の穴が開いておりますが、圧縮したコルクを栓にすることで穴をほぼ塞がります。

ほぼ塞がるとは微量ですが空気がコルクを通りワインボトルに入り込める状態になっております。
鉄でも空気にふれれば酸化し錆ますが、ワインもワイン成分が空気にふれることで酸化が進みます。
その結果、ワインは錆びることはしませんが香と味わいを変化させます。

ただ、そんな繊細なワインを広口のワイングラスに注げばどうなるでしょうか。
もちろん、急激にグラスの中で酸化が進んでしまいます。
増してグラスを揺すり空気を混ぜれば超特急で酸化が終わってしまいます。
それも香りも味も感じるたのしむ間もなく!

ソムリエがグラスのワインを回し酸化させるには理由があり、開くまでまだ数年かかるワインを半ば強制的に開かせる技をもっているからです。
場合によってはデキャンタという酸化用の器に入れ替えてワイン全体を一基に開かせます。
それも高価なワインならではのことになります。

ワイングラスに注いだらむやみに酸化させないとは、香りと味わいの変化が超特急なワインをむやみに酸化させないです。
初心者の方でも簡単にできることですね。

このように美味しく飲めるワインをわざわざ不味くする!必要はないですよね。

店頭でも並べらんでいる安価な1000円ぐらいのワインは、テーブルワインといい一瞬で開きが終わってしまうワインです。
このワインは基本酸化させず若いワインの味わいを楽しむことになります。
もし、ワインを開かせて楽しみたいのなら当店でも3000円ぐらいからの赤ワインをオススメいたします。
当店の大半のワインが3000円ぐらいを中心にしているのは、初心者の方にもその楽しみを知っていただけるように揃えてあります。

<次回は「葡萄の果肉の味のイメージをしない」です>